フォーラムの利用状況が 0 なのは「過去の利用実績が無いこと」は確かに理由として考えることができるかもしれませんが、不十分かと思います。
過去に Qt の非公式フォームがあったことを発表で話しました。あの非公式フォーラムは少なくともスレッドは200以上は
あったと記憶しています。しかし、nokia が売却後スレッド数があまり増加していないことに気づきました。ここから言えることは
・本当に質問があれば質問をするという事。(他に質問する場がないので)
・話題性があった。
・初心者向けコンテンツがあったため。
ほかの根拠としてどのフォーラムも最初はスレッドが0から始まります。しかしコミュニティに実績があればたとえ少なくても質問するはずです。
もちろんグーグル上位でメーリングリストのメールもそこそこ多く、定期的に勉強会をしているコミュニティに
質問しない手はないですよね。(本当に質問したい場合)
しかも肝心なメーリングリストにも質問されていないことですので質問したい人自体が少ないことがわかりますね。
(4) だれも使ってないから
鈴木さんが言ったとおり「誰も使ってないから」という理由が当てはまります。これは「質問することが少ない」ことと同じ解決策にたどり着くと思います。
「誰も使ってないから」を解決する方法は簡単です。「一回使って」貰えば良いわけですね。
> 少しだけ気になったので。QtQuick本が入門過程としてふさわしくない理由はなんでしょうか。
例えば Lisp という言語があります
「1. Lisp は「再帰」を中心的な機能としている。だから、C言語の「再帰関数が判らない!」と悩むプログラマにとって、本格的に再帰を勉強するのにうってつけである。凝ったリスト処理をする時など、絶対に Lisp の教養は役に立つ。
2. Lisp(特に Scheme)は美しい。もともと「λ計算」という数学理論にヒントを得て設計された言語なので、いわゆる「言語理論」の元に統一性のある文法を持っている。言ってみればいわゆる「手続き型言語」は、アセンブリを効率的に書くための変換器に過ぎないために、文法は場当たり的である。比較的統一の取れているC言語でさえ、「文と式(および宣言「文」)」があり、これらは概念的にはバラバラである。しかし、Lisp はこういう文法要素もすべて「式」であり、しかも Lisp の「式」は「データ」としても扱えてしまったりするのである。つまり、Lisp ではデータとしての「リスト」しかないのである! このような Lisp の美はプログラマの視野を広げると筆者は断言する!
これだけ言われて興味を持ちました。さあどうしましょう。
私の場合はグーグルの検索です。実はどの人もそうではいのでしょうか。
次に更に興味を持つとします。だとしたら簡単なプログラムを組んでみようと思いますよね。ここで本に飛躍する人は少ないと思いませんか。
逆に自分が Qt を使ったことのない人間であると仮定しましょう。
Qt を知らない人にとってはQt を使う理由も無い(または知らない)わけであって本を買うことは出費と手間がかかる上に Qt が実は自分に必要なかった時のリスクも背負います。
やはり必要なのは Qt を使う理由・体験です。開発がしやすい、楽しい、クロスプラットフォームだからなどいろいろありますがそれは人それぞれです。
それがあって初めて Qt で開発しようとするわけです。(メインでも趣味でも)。これらの理由を見つけるには実際に Qt を使ってみてもらう必要があると思います。
そういう意味で楽に Qt を体験できるコンテンツがあったらいいと思いませんか。上記の体験という意味での問題の解決になりますし
Qt の魅力を直接的に伝えることができます。Lispの例みたいに百聞は一見に如かずということです。
さらに興味を持った人には URL さえ教えればいいのでコンテンツの提供も手軽に出来ます。最初から本をすすめるのは無理があると思います。
さらに、この初心者向けコンテンツをやり終わった場合、さらに勉強したい場合フリーの日本語の学習資源だと不足している場合に必要で効果的なコンテンツが本です。そういう位置づけのほうが必ず上手く行くと思います。
発表で本が必要だといったのは私です。しかしそのころにはまだ Labs Japan がありました(おそらく)。 Qt を始めようという優良コンテンツもあり、非公式フォーラムも活発であったため一番需要があるのは本だと思ったからです。
> まぁ、無償の読み物を増やしたいというだけの話なら、
> に翻訳ページ追加するとか、そういう方が良いかと思います。
>
> とりあえず、この辺が翻訳されてるとうれしいかもリストを作成して、どうやって翻訳していくか
> の方法紹介ページ作成して、あとは翻訳協力者募集ってかたちとかでどうでしょうか。
上記で私が述べた初心者向けの体験コンテンツがあれば翻訳するのは非常に良いと思います。初期の私の発表でも翻訳は一押ししています。
> Qt の入門的なコンテンツを増やすこと自体には賛成ですが、
> メーリングリストやフォーラムなど
qt-users.jp 上の仕組みでのコミュニケーションがスムーズに行われているとは思えない現状で、
> 新たな仕組みをさらに導入したところでフォーラムと同じ状態になるだけだと思います。
>
> というわけで、
qt-users.jp 上に色々な仕組みを作ってみたけれど、どれも想定していた使われ方はされていないということを認めた上で、
> しばらくはコミュニケーション手段をこのメーリングリスト一本に絞って、色々な人が気軽に参加しやすい雰囲気を作りませんか?
これは正直別の問題であると思います。初心者向けコンテンツの問題はあくまでもコミュニティ外部のひとの向けの話で、この提案はコミュニティ内部向けの問題であると思います。
つまりこメーリングリストに絞るというのはメーリングリストを質問の場とするのならば十分良い提案だと思いますし、私の提案と相反するものではないですね。
という事でコミュニティ内のコミュニケーション手段の提案は並行して話しあえば良いと思います。むしろ私もこのフォーラムを放置するのも気が進まないですし並行して話しあうほうが良いと思います。
> で、ひとつ言えることは、今少なくともQtを触ってなにかしているメンバーで、使わないものはみんな使わないってことです。
> 個人的には私はメールが大嫌いなので、メールでやりとりすることにたいしてはネガティブなんですけどね(さっきなんでもいいって言ったけど)
>
> あと、QiitaとかStackOverflowをみんな使ったりしていると思うんですが、こういうのをどう取り込むかとかも考えたいなー。今どきメールとかフォーラムって外に出ていかないので。使ってもらうためには、情報がそこにあることをいかに外に知らしめる> かが重要な気がしてます。
qt-users.jpのTwitterアカウントで情報をつぶやくとか。たすくさんが告知している勉強会は公式アカウントからつぶやくとか反応してRTするとか。
>
> ただ、もし絞るならGoogle Groups(フォーラム形式でもメールでも見られるならこれじゃなくてもいいけど)がいいなー。メーリングリストのアーカイブ見難い(これを見やすくする仕組みを入れてほしい)とか…
ツールと Qt の話題性の話ですね。Google Groups を使いたいですが現状として Gmail を使ってない人が3分の1を超えているのであまり気が進まないですね。。。代替のツールがあればいいですね。
QiitaとStackOverflowに分散している情報を集約することもユーザー会の仕事だと思います。本来の目的です。しかし手段がなかなか思い浮かばないので時間をかけて考えていきたいですね。
「
qt-users.jpのTwitterアカウント」もいいですね。Wordpress の投稿を自動的につぶやくことが可能なプラグインなどもあるので効果的かと思います。
これらいくつかの話題は相反するものではないと思います。一つ一つ議論していけば良いと思います。
長文になり申し訳ありませんでした。
luyikei